NHK蔵出し映像(50秒)
東京圏をぐるっと回る形で建設された武蔵野線。中央線や東北線、常磐線といった都心から放射状に伸びている既存のJRの路線とは、連絡線でつながっています。
こちらの列車は八王子行き。新小平駅の先で武蔵野線から連絡線へと進み、国立駅の手前で中央線に合流します。「むさしの号」という列車名で、八王子や府中本町と大宮を結んで運行されています。
こうした武蔵野線の連絡線のなかでも代表的なものが、さいたま市の浦和周辺です。
空から見るとわかりやすいのですが、大宮方面の東北線と武蔵野線の上下両方向とを連絡するため、線路が三角形のように敷かれているのです。
この仕組みによって、各地からやってくる貨物列車が武蔵野線を経由して走り抜けられるようになっているのです。