#財政
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2023年11月20日
来年度の診療報酬改定“人件費など引き下げで負担軽減”財政審
財務大臣の諮問機関「財政制度等審議会」は、来年度の予算編成に向けた提言をまとめ、焦点となっている診療報酬の改定について、現役世代の負担を軽減するため、医療従事者の人件費などにあたる部分を引き下げるよう求めました。 財政制度等審議会は、20日の会合で来年度予算案の編成に向けた提言に...
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2021年2月9日
菅首相「コロナ対策に全力 財政健全化目標も維持」衆院本会議
菅総理大臣は、衆議院本会議で、新型コロナウイルス対策に全力を尽くすとともに、財政健全化の目標も維持するとして、歳入と歳出の両面で改革を進めていく考えを強調しました。 衆議院本会議では9日、菅総理大臣も出席して税制関連法案が審議入りしました。 この中で菅総理大臣は、新型コロナウイル...
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2020年12月21日
過去最大 国の来年度予算案を閣議決定 一般会計総額106兆円超
政府は、21日の閣議で一般会計の総額が過去最大の106兆6097億円となる来年度・令和3年度予算案を決定しました。この財源を賄うために新たに発行する国債は、当初予算どうしの比較で11年ぶりに前の年度を上回り、厳しい財政運営が続きます。 21日閣議決定された国の来年度予算案は、一般...
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2020年12月10日
コロナで税収減 新規国債発行額 初めて100兆円超の見通し
今年度の国の税収は、新型コロナウイルスの影響による企業業績の悪化などで、当初の見込みをおよそ8兆円下回り、55兆円程度になると見込まれています。政府は、赤字国債を発行する方針で、今年度は新規の国債発行額が初めて100兆円を超える見通しとなり、財政再建への道のりは一層険しくなります...
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2020年11月18日
地方財政審 “減収額は国費補填を” 財源確保求める意見書提出
来年度の税制改正に向け、総務大臣の諮問機関である地方財政審議会は、新型コロナウイルスの経済対策として、地方税の軽減措置を続ける場合は、減収額を全額、国費で補填(ほてん)するなど、地方の財源を確保するよう求める意見書を提出しました。 地方財政審議会は、来年度の税制改正に向け、地方税...
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2020年10月8日
75歳以上の窓口負担引き上げで財務省が提言 財政制度等審議会
国の財政問題を話し合う「財政制度等審議会」が開かれ、財務省は原則1割となっている75歳以上の高齢者の病院などでの窓口負担について、できるだけ幅広い所得層で2割に引き上げ、現役世代の負担軽減につなげるべきだと提言しました。 8日の財政制度等審議会は、社会保障をテーマに開かれ、高齢化...
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2020年9月30日
全国の地方債残高 昨年度まで5年連続減も 今年度厳しい状況か
自治体の借金にあたる全国の地方債の残高は、142兆5000億円余りで5年連続で減少しました。総務省は、税収の増加などにより財政の改善が進んだものの、今年度は新型コロナウイルスの影響で、一転、厳しい財政状況が予想されるとしています。 総務省は、自治体の財政健全化を促すため、各年度の...
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2020年9月16日
「歳入・歳出の改革を 出て行く話だけが継続は危険」麻生財務相
麻生副総理兼財務大臣は、臨時閣議のあとの会見で新型コロナウイルスへの対応で歳出が増え続けることについて、「出て行く話だけが継続するというのは危険なことにつながりかねない」と指摘したうえで、新しく発足する内閣のもとで経済再生と財政再建の両立を図る考えを強調しました。 政府は、新型コ...
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2020年9月8日
「財政健全化への対応、次期内閣は真剣に伝えて」関西経済連合会会長
関経連=関西経済連合会の松本会長は、東京都内で記者団に対し、「経済は、新型コロナウイルスの感染を収束させつつある中で、上向いていくと思う。しかし、感染を防止するために、これまでものすごい金を使い、日本の財政状況は国際的に見てもめちゃくちゃだ。財政健全化にどう対応するのか、次期内閣...
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2020年8月4日
財政黒字化「直ちに目標を作り替える必要ない」麻生財務相
「基礎的財政収支」という財政健全化の指標を2025年度に黒字化する政府の目標の達成が一段と困難になったとする見通しが示されたことについて、麻生副総理兼財務大臣は、働き方改革の進展など、生産性の向上につながる政策の効果を見極めるべきだとして、目標を直ちに見直す必要はないという考えを...