野湾市長と官房長官会談
「基地負担軽減と振興を」

菅官房長官は、先月当選した沖縄県宜野湾市の松川正則市長と総理大臣官邸で会談し、アメリカ軍普天間基地の早期返還や負担軽減を要請されたのに対し、目に見える形で負担軽減や振興が実現するよう全力で取り組む考えを伝えました。

菅官房長官は11日、総理大臣官邸で、先月行われた沖縄県宜野湾市の市長選挙で、自民党などの支援を受けて初当選した松川市長と会談しました。

この中で菅官房長官は、松川市長から、宜野湾市にあるアメリカ軍普天間基地に所属するヘリコプターから部品が落下するなどのトラブルが相次ぎ、市民は不安を抱えているとして、危険性の除去や負担軽減、基地の早期返還などに取り組むよう要望を受けました。

これに対し、菅官房長官は「安倍政権として沖縄の基地負担軽減と振興のためにできることはすべて行う、目に見える形で実現するというのが基本方針だ」と述べ、目に見える形で負担軽減や振興が実現するよう全力で取り組む考えを伝えました。