「竹島の日」 島根県 日本固有の領土 改めて訴えへ

2月22日は、島根県が条例で定める「竹島の日」です。2年ぶりに一般の参加者を募って開かれる式典で、島根県は竹島が日本固有の領土だと改めて訴えることにしています。

島根県は、明治時代に竹島を県の所管とした2月22日を条例で「竹島の日」と定め、毎年、松江市で式典を開いています。

18回目となることしの式典は、県や竹島のある隠岐の島町の関係者などが出席する予定になっています。

新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いていることから、2年ぶりに一般の参加者を募って開かれることになりました。

政府からは、内閣府の中野英幸政務官が式典に出席する予定です。

一方、竹島の領有権を主張する韓国は、今月16日にユン・ソンニョル(尹錫悦)政権の発足後、初めての国防白書を発表し、竹島に関連しては「日本の領有権主張などに対し、断固として厳重に対処する」としています。

島根県は式典で、竹島が日本固有の領土だと改めて訴え、解決に向けた機運を高めていくことにしています。

さらに、韓国が主張する領有権について、早期の解決を国に求めることにしています。