熊本県 すべての飲食店に
時短営業など要請へ

新型コロナウイルス対策で熊本県は16日から「まん延防止等重点措置」が適用されることを受けて、熊本市を重点措置の対象区域に定め、市内全域の飲食店に営業時間を午後8時までに短縮したうえで、酒類の提供を行わないよう要請することを決めました。

熊本県は15日、県庁で対策本部会議を開き、熊本市を重点措置の対象区域に定め、市内全域の飲食店に、午後8時までに営業時間を短縮したうえ、酒類の提供を行わないよう要請することを決めました。

また、熊本市内の劇場や映画館など、1000平方メートルを超える大規模集客施設も開館時間を午後8時までとするよう要請します。

一方、熊本市を除く県内すべての飲食店に対しても、営業時間を午後9時までに短縮するよう要請します。

県によりますといずれも要請に応じた場合、店の地域や規模などに応じて協力金を支払うということです。

期間は16日から来月13日まででこの間、すべての県民に日中を含め不要不急の外出自粛を要請し、熊本市では、午後8時以降の外出の自粛を徹底するよう求めています。

熊本県の蒲島知事は「第4波を抑えこめるかは、県民一人一人の意識や行動にかかっている。慎重な行動をお願いしたい」と話していました。