維新 梅村議員 秘書逮捕で
“半年 歳費受け取らない”

日本維新の会の梅村みずほ参議院議員は、自身の公設秘書が殺人未遂の疑いで逮捕されたことを受けて記者会見し「心から申し訳ない」と陳謝したうえで、監督責任をとりたいとして、今後、半年間は議員歳費を受け取らない考えを示しました。

大阪選挙区選出の梅村みずほ参議院議員の公設第一秘書、成松圭太容疑者は、25日、大阪 堺市の路上で知人男性に車をぶつけたうえ暴行を加えてけがをさせたとして殺人未遂の疑いで逮捕されました。

これを受けて、梅村議員は、国会内で記者会見し「秘書の行為はあるまじきことで心から申し訳なく、不徳の致すところだ」と陳謝しました。

そのうえで梅村氏は、捜査状況などを踏まえて成松秘書の処分を検討するとともに、監督責任をとりたいとして、今後、半年間は、議員歳費を受け取らない考えを示しました。

日本維新の会では、今の制度では議員歳費の国庫への返納はできないことから、半年分の歳費は、いったん党が預かったうえで、梅村氏の選挙区以外の自治体などへの寄付を検討したいとしています。

日本維新の会 副代表 大阪府 吉村知事「説明責任 果たす」

日本維新の会の副代表を務める大阪府の吉村知事は、記者団に対し、「詳細まではわかっておらず、どういうことが起きたのか、事実の説明責任を果たしていくことが重要だ。党として、梅村氏の事務所から話も聞いたうえで、馬場幹事長のもとで説明責任を果たしていくことになると思う。警察に逮捕されているので、真相解明に全面的に協力したい」と述べました。