首相 自民総裁選前の解散も
ありうるとの考え示す

衆議院の解散・総選挙について、菅総理大臣は6日夜、BS日テレの「深層NEWS」で、野党が内閣不信任決議案を提出した場合、解散の大義になり得るとした上で、ことし9月末に任期を迎える自民党総裁の選挙前の解散もありうるという考えを示しました。

この中で、菅総理大臣は、衆議院の解散・総選挙について「新型コロナウイルスの感染拡大防止が最優先と申し上げてきた。そこは大事なことだと思う。これからワクチン接種が極めて重要なことになってくると思う」と述べました。

そして「内閣不信任決議案の提出は大義になるという考えか」という質問に対し「そこは当然なると思う」と述べ、野党が内閣不信任決議案を提出した場合、解散の大義になり得るという認識を示しました。

その上で、菅総理大臣は「自民党の総裁選挙の前に解散することも当然ありうるだろうと思う」と述べ、ことし9月末に任期を迎える自民党総裁の選挙前の解散もありうるという考えを示しました。