千葉県 熊谷知事初登庁
「県民の知恵や思いを結集」

先月行われた千葉県知事選挙で初当選した熊谷俊人知事が県庁に初めて登庁し「県民の知恵や思いを結集できる知事を目指さなくてはならない」と抱負を述べ、知事として新たなスタートを切りました。

千葉市の元市長だった熊谷知事は、先月、行われた千葉県知事選挙で歴代最多の140万票余りを獲得して初めて当選し、12年ぶりの新知事として5日、就任しました。

熊谷知事は午前10時ごろ県庁に公用車で到着し、玄関で花束を受け取ると職員から拍手で迎えられました。

そして、知事室に入っていすに座り、記者団から心境を聞かれると「これまで来客側で来ていたが、執務する側になり、630万の県民に応える県政をここから始めていかなくてはいけないという気持ちです」と話したうえで「県民に信頼され、県民の知恵や思いを結集できる知事を目指さなくてはならない」と抱負を述べました。

続いて、知事応接室で森田前知事と面会し「事務引継書」に署名して「東京湾アクアラインの通行料金の値下げを今後も維持してほしい」などと引き継ぎを受けました。

熊谷知事は、午後には就任後初めての記者会見に臨むことになっています。