重点措置「一日も早く収束
させるため全力」宮城県知事

新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、5日から大阪、兵庫、宮城の3府県に「まん延防止等重点措置」が適用されました。
このうち宮城県の村井知事は記者会見で、一日も早く収束させるため全力で取り組む考えを示しました。

新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、5日から全国で初めて大阪、兵庫、宮城の3府県に「まん延防止等重点措置」が適用されました。

このうち宮城県内では5日夜から来月6日の朝まで、飲食店などに対する営業時間の短縮を仙台市内から県内全域に拡大して要請します。

仙台市内での営業は午後8時までとし、仙台市以外では午後9時までとするよう要請します。

これについて村井知事は記者会見で「いよいよきょうから適用となる。全国では初めての事例だ。一日も早く収束させるために全力で取り組んでいくので協力をお願いしたい」と述べました。

加藤官房長官「感染抑えるべく全力」

加藤官房長官は、午前の記者会見で「政府としては、感染状況や医療提供体制の状況などについて、自治体とよく連携し、認識の共有を図りながら感染防止対策の徹底や医療体制の確保にしっかり取り組み、変異株の状況も十分警戒をしながら感染を抑えるべく全力を挙げていきたい。国民の皆さん、特に当該地域の皆さんには、さらなるご協力をお願いをしたい」と述べました。

一方「まん延防止等重点措置」の対象地域の追加について「現時点で『重点措置』の適用の要請は受けていないが、それぞれの地域の状況を把握し、しっかりと当該自治体と認識の共有を図りながら、強い警戒感を持って状況を注視していきたい。機動的な活用を含め、専門家の意見も踏まえて対応していきたい」と述べました。