千葉県知事選敗北で渡辺氏が
自民県連会長の辞任表明

千葉県知事選挙で、自民党が推薦した候補が敗れた責任を取りたいとして、党千葉県連会長の渡辺元復興大臣は、会長を辞任する意向を表明しました。

21日行われた千葉県知事選挙では、元千葉市長の熊谷俊人氏が過去最多の140万票余りを獲得し、圧勝しました。

これを受けて、23日朝、自民党本部で千葉県選出の国会議員の会合が開かれ、県連会長を務める渡辺元復興大臣は、党が推薦した候補が敗れた責任を取りたいとして会長を辞任する意向を表明しました。

渡辺氏は記者団に対し「党をまとめきれず、無党派層にも浸透できなかった。会長として力不足であり責任を取りたい。今回の結果は衆議院選挙への影響も皆無とは言えず、党への批判を払拭(ふっしょく)できるよう取り組んでいくことが大事だ」と述べました。

一方、会合では、緊急事態宣言が出されていた当時、夜遅くまで東京都内のラウンジを夜遅くまで訪れていたとして、千葉13区選出の白須賀衆議院議員が離党したことに伴い、新たな候補者を公募で選ぶことを確認しました。