日豪外相 スー・チー氏ら
解放求めることで一致

ミャンマーへの対応をめぐり、茂木外務大臣は9日午後、オーストラリア側からの要請を受けて、ペイン外相とおよそ40分間、電話で会談しました。

この中で両外相は、ミャンマーの民主的な政治体制を早期に回復することが重要だとして、アウン・サン・スー・チー国家顧問を含む拘束された関係者の解放を軍に強く求めていくことで一致しました。

また、スー・チー氏の経済顧問を務めるオーストラリア人男性が拘束されたことをめぐっても意見が交わされたということです。

会談のあと、茂木大臣は記者会見で「ミャンマー情勢について突っ込んだ意見交換を行い、双方の現状認識と懸念を共有し、引き続き日豪で緊密に連携していくことを確認した」と述べました。