ミサイル防衛 調査研究
“22円落札は適切”防衛相
岸防衛大臣は、参議院予算委員会で、ミサイル防衛のための小型衛星群の調査研究を民間企業が22円で落札したことについて、法令に基づく調査のうえ契約したもので適切だという認識を示しました。
防衛省は、去年「衛星コンステレーション」と呼ばれるミサイル防衛のための小型衛星群に関する調査研究について入札を行ったところ、三菱電機が22円で落札しました。
これについて、27日の参議院予算委員会で、立憲民主党の白眞勲氏は「『安ければいい』ではなく、適正な利潤を取れないと『業者いじめ』になる」などと指摘し疑問を呈しました。
これに対し、岸防衛大臣は「確かに安値だが、関係法令に基づく調査も行って特に問題がないということで契約した。履行に問題が生じないよう、注視していく」と述べました。
また菅総理大臣は「ル-ルに基づいて行うことが一番大事で、そういう中で防衛省が判断したと思う」と述べました。