徳島 飯泉知事 50人近く
で会食「対策行って実施」

全国知事会の会長を務める徳島県の飯泉知事が今月4日、徳島市内のホテルで開かれた懇親会に出席し、県議会議員や県の幹部職員など50人近くで会食していたことが分かりました。飯泉知事は「感染対策を行って実施され問題がないものと認識している」とコメントしています。

徳島県などによりますと懇親会は今月4日、県議会の自民党会派が主催して徳島市内のホテルで行われ、飯泉知事をはじめ県議会議員や県の幹部職員など46人が出席していたということです。

ホテルのホームページによりますと、懇親会が行われた会場は最大で450人を収容できます。

参加者たちは用意された9つのテーブルに5人程度に分かれて座り、酒を伴って料理は個別に配膳され、出席者は原則、マスクを着用していたということです。

飯泉知事はおよそ1時間半、懇親会に出席していました。

徳島県内では懇親会が行われた今月4日までの1週間の間に、合わせて3人の新型コロナウイルスの感染者が発表されていました。

今回の会食について飯泉知事は「今月4日の時点では、感染対策に注意して、会食を実施してもらうよう、県民にお願いしていた状況で、感染対策を行って実施されたことについては問題がないものと認識している」とコメントしています。