国家公務員採用試験に
「デジタル職」新設を検討

デジタル化の推進に向けて、平井デジタル改革担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、専門的な知識を持つ人材の確保が不可欠だとして、国家公務員の採用試験に「デジタル職」の区分を新たに設けることを検討していると明らかにしました。

この中で、平井デジタル改革担当大臣は「国家公務員を採用する段階から、優秀な『デジタル人材』を確保していくことが非常に重要だ」と述べ、デジタル化の推進に向けて、情報システムなどの専門知識を持つ人材の確保が不可欠だという認識を示しました。

そのうえで「国家公務員の採用試験に『デジタル職』の区分を設けることについて、国家公務員制度を担当する河野規制改革担当大臣も柔軟に対応すると話しており、前向きに検討している」と述べました。