中国地方5県の知事ら「感染
拡大地域との往来 慎重に」

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、中国地方5県の知事らがオンラインで会合を開き、各県民に感染拡大地域との往来を慎重に判断するよう呼びかけました。

鳥取、島根、岡山、広島、山口の中国地方5県の知事らは6日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて対策本部会議をオンラインで開催しました。

はじめにそれぞれの知事が各県の感染状況などを報告し、広島県の湯崎知事は「このペースで感染が増えると今月20日ごろにはもう1段階ステージを上げる可能性がある。そのため徹底した検査態勢を整えていきたい」と述べました。

続いて、岡山県の伊原木知事が、東京や大阪、札幌などの感染拡大地域との往来は必要性を十分に検討して慎重に判断することや、飲食は少人数で短時間で行って感染リスクを下げることなどを各県民に向けて呼びかけました。

会議のあと、広島県の湯崎知事は記者団に対し「この数週間が非常に警戒すべき時期だと思うので、各県民の皆さんには感染拡大の防止に協力してほしい」と述べました。