社民 福島党首が
立民 枝野代表と会談

立憲民主党との合流をめぐり、社民党の福島党首は、枝野代表と会談し、合流を望む議員らの離党を容認するとした党の決定事項を報告しました。枝野氏は、議員らを迎え入れる手続きを円滑に進めていく意向を伝えました。

立憲民主党との合流をめぐり、社民党は、11月14日の党大会で、党を残す一方、合流を望む議員らの離党を容認することを決め、4人いる国会議員は、福島党首1人を残して、ほかの議員は離党する見通しとなり、党は、事実上分裂することになりました。

これを受けて、社民党の福島党首は、立憲民主党の枝野代表と会談し、こうした党の決定事項を報告しました。

これに対し、枝野氏は「党全体で合流できず残念だが、結論に感謝したい」と述べ、合流を望む議員らを迎え入れる手続きを円滑に進めていく意向を伝えました。

一方、会談では、国会対応などで、引き続き両党で連携していくことも確認しました。

福島氏は会談後、記者団に対し「社民党は存続する。枝野氏には、これからも菅政権を倒すために力を合わせていこうと伝えた」と述べました。