「日本学術会議」の会員任命をめぐって、共産党の志位委員長は、記者会見で、菅総理大臣の国会答弁は説明になっておらず、さらなる質疑が必要だとして、予算委員会での集中審議の開催を強く求めていく考えを示しました。

この中で、共産党の志位委員長は「日本学術会議」の会員任命をめぐる菅総理大臣の国会答弁について「何を聞かれても、『内閣法制局の了解を得た、政府としての一貫した法解釈だ』などと、壊れたレコードのように繰り返し、全く答えられていない状況だ」と批判しました。

そして「6人の任命拒否の法的根拠も支離滅裂で、いよいよ荒唐無稽になってきた。さらに野党が協力して追及していきたい。杉田官房副長官にも国会に出てきてもらい、予算委員会での集中審議を開くよう強く求めていきたい」と述べました。