尖閣諸島「議員上陸支援を」
石垣市議が茂木外相に意見書

沖縄県の尖閣諸島の周辺海域で中国が活動を活発化させる中、石垣市の市議会議員らは茂木外務大臣に現状確認のために議員が島に上陸できるよう支援を求めました。

沖縄県の尖閣諸島の周辺海域で中国が活動を活発化させる中、地元石垣市の市議会は先月、尖閣諸島の現状を確認するために議員が島に上陸し、視察・調査を行うことへの政府の支援を求める意見書を可決しました。

市議会の平良秀之議長らは15日、外務省を訪れ、茂木外務大臣と面会し意見書を手渡しました。

平良議長は「尖閣諸島をめぐる状況は2012年の国有化以来、最も厳しい状況だと感じている。地元の漁民、領土・領空を守るために支援をお願いしたい」と述べました。

これに対し茂木大臣は「尖閣諸島の現状に懸念を強め、意見省を提出されたことを重く受け止めている。日本の領土、領海、領空を断固として守り抜く方針のもと引き続き、高い緊張感を持って臨みたい」と述べました。