「万博を規制が邪魔して
いれば柔軟に対応」万博相

井上万博担当大臣は就任後、初めて大阪を訪れて大阪府の吉村知事らと会談し、2025年の大阪・関西万博の成功に向けて、関係省庁の総合調整とともに、規制改革にも取り組む考えを示しました。

就任後、初めて大阪を訪れた井上万博担当大臣は、2025年の大阪・関西万博の会場予定地などを視察したあと、大阪府の吉村知事や大阪市の松井市長らと会談しました。

この中で吉村知事は、大阪・関西万博について、「未来社会の実験場を目指しており、さまざまな技術など、新たなチャレンジができる万博を目指す中で、規制緩和も必要になると思う。どんどん規制も緩和しながら、省庁横断的に取り組んでほしい」と述べました。

これに対し、井上大臣は「菅内閣として、行政改革やデジタル化も最重要課題の一つであり、きちんと組み合わせていく。地元と協力しながら、政府全体としても、私が関係省庁の総合調整を行ったうえで、しっかりリーダーシップをとって頑張りたい」と応じました。

このあと、井上大臣は記者団に対し「万博なので、本当に夢のあるプロジェクトだと思っており、それを何か規制が邪魔しているということであれば、柔軟に対応していかなければいけない」と述べ、万博の成功に向けて、関係省庁の総合調整とともに、規制改革にも取り組む考えを示しました。