議補選 勝利するも
逆風もある」自民 石破氏

東京都知事選挙と都議会議員の補欠選挙の結果について、自民党の石破元幹事長は「わが党に対する逆風が、それほどではないなどという見方をしてはいけない」と述べました。

東京都知事選挙で小池知事が再選を果たしたほか、都議会議員の補欠選挙では4つすべてで自民党が勝利したことを受けて、安倍総理大臣が「大きな励みとなる」と述べたほか、自民党内では衆議院の早期解散を求める声も出ています。

これについて、石破元幹事長は派閥の会合で「わが党に対する逆風が、それほどではないなどという見方をしてはいけない。私も街頭に立ったが、決してそんな感じではない。ちゃんと分析しないと、本質を見誤る」と述べました。

一方、ことしの党大会が中止になったことについて、「わが党が、いかにあるべきか議論する場がないのはどうなのか。国会は開かず、党大会はやらないということだと、いかに国民に説明するのか」と疑問を呈しました。

また、自民党の外交部会などが、中国の習近平国家主席の国賓としての日本訪問中止を要請する決議文を政府に提出したことについて、「日中関係にどういう影響を与えるか、よく考えないといけない。礼儀は礼儀として尽くさなければならない」と述べました。