校長期化で学びの保障
政策提言へ 立民など

新型コロナウイルスの感染拡大で休校が長期化していることから、立憲民主党などは「9月入学」の検討も含め、子どもたちの学びを保障するための政策を政府に提言することになりました。

立憲民主党、国民民主党、社民党などは8日、国会内で会合を開き、休校が長期化していることへの対応について、文部科学省からヒアリングを行いました。

この中で、議員からは「9月入学」についての政府の検討状況を尋ねる質問が相次ぎ、文部科学省の担当者は「各省庁に課題の洗い出しを依頼し、きょうまでに回答してもらうことになっている」と説明したということです。

そして、会合では「9月入学」の検討も含め、子どもたちの学びを保障するための政策を政府に提言することを決めました。

提言には、授業の遅れを取り戻すためのカリキュラムの編成や、オンライン授業の活用法、それに教育現場での感染防止対策なども盛り込みたいとしていて、具体的な内容の検討を急ぐ方針です。