民 立民との参院会派の
解消も念頭に協議の場を検討

立憲民主党と組んでいる参議院の会派について、国民民主党の大塚参議院議員会長は、参議院議員を集めた会合で、いったん会派を解消することも念頭に両党が対等に協議する場を設ける検討を進めていると報告しました。

立憲民主党と国民民主党は、去年の秋の臨時国会から衆参両院で会派を合流させましたが、参議院側では会派の議員総会を別々に開くなど、ぎくしゃくした状態が続いています。

こうした中、国民民主党は参議院議員を集めた会合を開き、大塚参議院議員会長が、いったん会派を解消することも念頭に両党の参議院幹部が信頼の醸成に向けて対等に協議する場を設けることを立憲民主党側と検討していると報告しました。

これに対し、出席者からは、意思疎通が十分でない中、対等に意見を交わす枠組みを早急に整える必要があるといった意見が出された一方、新型コロナウイルスへの対応を優先すべきで、今議論すべき話題ではないという指摘も出されました。

そして会合では、立憲民主党側との調整を、引き続き大塚氏に一任することを確認しました。