本に選手派遣せず”
報道「情報発信に努める」

新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、国内で行われるサッカーの国際試合に、日本の対戦相手が選手を派遣しないと報じられていることに関連し、橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣は、こうした動きが広がらないよう、情報発信に努める考えを示しました。

京都府亀岡市で来月予定されているサッカーの東京オリンピック世代の日本代表と南アフリカ代表との強化試合について、一部の海外メディアは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、南アフリカが日本に選手を派遣しない方針だと伝えています。

これについて、橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣は記者会見で、日本サッカー協会が南アフリカ側から日本での感染状況や強化試合への影響について問い合わせを受けたことを明らかにしました。

そのうえで、「政府として問題ないことをしっかり発信し、同時に科学的に問題がないことを示すことも大変重要だ。外務省、厚生労働省の協力を得て、しっかりと対応していきたい」と述べ、情報発信に努める考えを示しました。

茂木外相「各国に丁寧に説明」

茂木外務大臣は記者会見で、イスラエルなどが、新型コロナウイルスの感染が相次ぐ日本への渡航の取りやめを呼びかけていることについて、「早期にそうした措置を解除するよう、すでに申し入れを行っている。入国制限措置をとっているほかの各国に対しても、日本の現在の状況や取り組みを丁寧に説明している」と述べました。