相答弁 整合性取れて
いない」枝野氏と志位氏

立憲民主党の枝野代表と共産党の志位委員長が会談し「桜を見る会」の前日夜に開かれた懇親会をめぐる安倍総理大臣の国会答弁は、整合性が取れていないなどとして、今後も連携して追及する考えで一致しました。

立憲民主党の枝野代表と共産党の志位委員長は19日夜、都内のホテルで会談し、両党の幹事長と書記局長も同席しました。

この中で両氏は、「桜を見る会」の前日夜に開かれた懇親会や、東京高等検察庁の検事長の定年延長をめぐる安倍総理大臣や森法務大臣らの国会答弁は整合性が取れていないとして、今後も連携して追及する考えで一致しました。

また、新型コロナウイルスの感染拡大について水際対策やクルーズ船への対応をめぐる政府の問題点をただすとともに、さらなる情報の開示や財政措置を講じることなどを働きかける方針を確認しました。

枝野氏は会談のあと記者団に対し、「安倍政権はもはや政権としての体をなしていない。ほかの野党を含め、連携をしながら追及したい」と述べました。

志位氏は「安倍総理大臣や森法務大臣、人事院と安倍政権全体の答弁が破綻しているという認識で一致した」と述べました。