語試験 自民チームが
大学関係者からヒアリング

大学入学共通テストへの英語民間試験の導入延期を受けて設置された自民党のワーキングチームは27日、大学関係者からヒアリングを行い制度の導入を求める意見のほか、今の試験でも基本的な能力を測ることはできるなどといった指摘が出されました。

自民党本部で開かれたワーキングチームのヒアリングには、上智大学、近畿大学、高崎経済大学の入試担当者などが出席し、大学入試の英語試験の在り方などについて意見を述べました。

この中では「延期された制度をより高めて実施するのが現実的ではないか」といった意見の一方「基本的な能力を測るのが目的であれば、今の英語の試験で十分だ」などといった指摘が出されました。

ワーキングチームは今後、英語の試験を行っている民間団体などにもヒアリングを行う予定で、今年度中に政府への提言をとりまとめることにしています。