田氏を首相にする
のが使命」岸田派新事務総長

自民党の岸田派は、新しい事務総長を決め、ポスト安倍に岸田政務調査会長を押し上げるため、結束して取り組んでいく方針を確認しました。

自民党の岸田政務調査会長が率いる岸田派は、会合を開き、派閥の事務総長を務めていた望月元環境大臣が先月亡くなったことを受けて、新しい事務総長に、安倍総理大臣にも近い根本前厚生労働大臣を充てることを決めました。

根本氏は「われわれの目標は岸田政権を実現することだ。岸田会長を総理大臣に押し上げることが大きな使命だ」と述べました。

岸田氏は「東京オリンピック・パラリンピック後を念頭に、皆さんとともに、政治の責任を果たしていきたい」と述べ、協力を呼びかけました。

一方、石破元幹事長は東京都内で行った講演で、「次のピッチャーはいないというような無責任なことはできない」と述べ、ポスト安倍に重ねて意欲を示しました。

さらに、ポスト安倍に名前が挙がる茂木外務大臣や加藤厚生労働大臣が所属する竹下派の会長を務める竹下元総務会長は記者団に対し、次の総裁選挙に派内から候補を擁立する考えを示しました。