職氷河期世代 内閣府の
中途採用に500人超の応募

いわゆる就職氷河期世代の支援をめぐり、西村経済再生担当大臣はこの世代を対象に内閣府職員の中途採用の募集を行ったところ、「若干名」としている採用予定に対し、これまでに500人を超える応募があったことを明らかにしました。

いわゆる就職氷河期世代の支援の一環として内閣府は、この世代の35歳から49歳を対象に職員の中途採用を行う方針で、先月から今月10日まで希望者を募集しました。

これについて西村経済再生担当大臣は閣議のあとの記者会見で、係長級と係員級でそれぞれ「若干名」としている採用予定に対し、これまでに合わせて530人の応募があったことを明らかにしました。

そのうえで西村大臣は「地方や民間でも、中途採用の動きが徐々に広がってきている。就職氷河期世代の方々の活躍の機会が広がるよう、政府としてもできることをしっかり進めたい」と述べました。

内閣府は今後書類選考や面接試験を行い、来月下旬に内定者を決める予定です。