黙「どういう答えが最適
なのか考えた結果」環境相

小泉環境大臣は国連の温暖化対策サミットに出席するためニューヨークを訪れた際、海外のメディアに温暖化の要因となる石炭火力発電所をどう減らすか聞かれてしばらく沈黙したことについて1日の会見で問われ、「国際社会の受け止めと、国内の相当なギャップを今回痛感した。その中で石炭火力についても国内の受け止めと国際社会は相当違う。そういったことを鑑みた時に、どういう答えをすることが最適なのか考えた結果だ。沈黙の時間とかよく言われるが不用意に言うことのほうが、私は問題だと思っている」と述べました。

また、大臣として発言内容に具体性がないという指摘については「何をやっても批判は必ずあると思う。いろいろな声を受け止めて、その批判を糧にこれからも努力していきたい」などと述べました。