山議員「戦争で…」
「自由な発信可」N国党首

島根県の竹島について、NHKから国民を守る党の丸山穂高衆議院議員がツイッターに「戦争で取り返すしかないんじゃないですか?」などと書き込んだことに対し、立花党首は「うちの党は自由な発信を可としている」と述べました。

韓国の国会議員らが31日、島根県の竹島に上陸したことを受けて、NHKから国民を守る党の丸山穂高衆議院議員はみずからのツイッターに「竹島も本当に交渉で返ってくるんですかね?戦争で取り返すしかないんじゃないですか?」などと書き込みました。

これについて、立花党首は東京都内で記者団に対し「うちの党は自由な発信を可としている。問題提起という意味では何も発言しない国会議員よりはいいのかなと思う」と述べました。

そのうえで立花氏は「丸山議員を糾弾する決議案をもう一度、国会に提出したらよい。もちろん私は反対する」と述べました。

丸山氏は北方四島を戦争で取り返すことの是非などに言及し、所属した日本維新の会から除名処分を受けたほか、衆議院本会議でも丸山氏を糾弾し、みずから進退を判断するよう促す決議が全会一致で可決されています。

自民 二階幹事長「論外」

自民党の二階幹事長は記者会見で「われわれが説明するに及ばないことで、論外だ。対応は、国会の動向などを見たうえで、決めていけばいいのではないか」と述べました。

共産 小池書記局長「議員辞職を」

共産党の小池書記局長は記者会見で「論外であり、北方四島を戦争で取り返すことの是非などについて言及したことへの謝罪が全くのでたらめだったということだ。国会議員の資格はなく、与党も含めて議員辞職を迫る必要がある。NHKから国民を守る党の責任も当然、問われる」と述べました。