崎議員は暴行を否定
推移見守る」自民 二階氏

秘書だった男性への暴行などが報じられている自民党の石崎徹衆議院議員について、二階幹事長は、本人が暴行を否定しているとして、直ちに処分せず、推移を見守って慎重に対応する考えを示しました。

自民党の石崎徹衆議院議員は、当時、秘書だった男性に対し、仕事上の失敗を指摘し、暴力をふるったと報じられ、男性が警察に被害届を出していて、地元の新潟県連は先週、党本部に対し、離党勧告や除名を含めた厳しい処分を行うよう求めました。

これについて、自民党の二階幹事長は、記者会見で、「党本部による本人への聞き取りで暴言は一部認めているが、暴行の事実は否定している」と指摘しました。

そのうえで「警察の事情聴取も行われていない状況で、報道のみで、直ちに処分というわけにはいかない。推移を見守って慎重に対応したい」と述べました。