所の仕組みと政治は
昭和のまま」維新 松井氏

日本維新の会の党大会が開かれ、ことし夏の参議院選挙に向けて、納税者目線に立った改革実現にまい進するとしたほか、国会での憲法の議論をリードし憲法改正の国民投票を実現するとした活動方針を決定しました。

日本維新の会は9日、大阪市で党大会を開き、400人余りが出席しました。

この中で松井代表は「ことしは平成から新しい世に代わり新時代がスタートするが、役所の仕組みと日本の政治は昭和のままだ。新しい時代をつくるため、自分たちの身分にこだわらず、全力で駆けずり回ることが、これからの日本の繁栄につながる」と述べました。

そして、ことしの活動方針を決定し、4月の統一地方選挙や夏の参議院選挙に向けて、改めて立党の原点に立ち返り、納税者の目線に立った国民に分かりやすい改革の実現にまい進していくとしています。

また方針では憲法改正について、教育費の無償化を憲法に明記するよう取り組むほか、自衛隊をめぐる議論も積極的に行って党としての結論を得るなどとしており、国会の憲法審査会での議論をリードし国民投票を実現することなども盛り込まれました。