立民 泉代表 “臨時国会は物価高対策を最優先で議論したい”

物価高への対策をめぐり、立憲民主党の泉代表は富山市で記者会見し、政府の対応が遅れているとして今月20日に召集される見通しの臨時国会では最優先で議論したいという考えを示しました。

この中で立憲民主党の泉代表は物価高への対策について「政府の対応が遅れ実質賃金は下がり続けていて、立憲民主党としては、すでにガソリン税の上乗せ部分の課税を停止する『トリガー条項』の凍結解除やエネルギー手当を支給する案を出している。岸田総理大臣が言う『減税』が何なのか明らかにしなければならず、『物価高対策国会』になる」と述べ、最優先で議論したいという考えを示しました。

一方、衆議院の解散・総選挙について「今月の解散も十分ありえると見ている。岸田総理大臣が臨時国会に『補正予算案を提出する』と言ったので急に解散風が収まったように言われているが、野党としては常在戦場だ」と述べ、選挙への準備を急ぐ考えを示しました。