茨城県古河市 “飼いネコ登録制度”を導入 迷子など減らす

茨城県古河市は、ネコの迷子や苦情などのトラブルを減らそうと、今月から県内で初めてとなる飼いネコの任意の登録制度を導入し、3日、市の窓口で受け付けが始まりました。

古河市が今月から始めた飼いネコの登録制度は、飼い主にペットに対する責任を持ってもらうとともに、野良ネコなどと区別することなどを目的としています。

市役所には、午前9時の受付開始とともに飼い主たちが訪れていました。

登録は任意で、希望する人はネコの種類や生年月日などの情報を登録するとともに、飼いネコを終生にわたって愛するという宣誓書に署名すると、鑑札や門標、それに首輪や、オリジナルの愛猫カードが渡されます。

メスネコを5年飼っていて、一番乗りで登録に訪れた70代の女性は「これまでも飼いネコが2~3日いなくなった時があり心配でした。登録して少し不安が減り安心できました」と話していました。

古河市環境課の宮内麻里さんは「ネコにも住みやすく、そしてご近所トラブルなどもない市民のためにも住みやすい街を目指しています」と話していました。

オンラインでは、1日から登録を受け付けていて、市によりますと2日までに40件の申請があったということです。