自民 茂木幹事長 「小中学校の給食費無償化実現したい」

少子化対策をめぐり、自民党の茂木幹事長は、子どもの就学後の支援も必要だとして、今週中にもまとめる党の論点整理に、小中学校の給食費の無償化を盛り込む考えを示しました。

自民党の茂木幹事長は、20日、福島県二本松市を訪れ、保育関連の施設を視察しました。

このあと、茂木氏は記者団に対し「少子化対策は、すべての子どもが主体になる『こどもまんなか』の取り組みを基本にしたい。就学後も対応が必要で、家庭の事情に関係なく支援していく観点から、小中学校の給食費の無償化をぜひ実現したい。今週中にも、党の論点整理をまとめ、政府に提案したい」と述べました。

一方、少子化対策の財源について「これから対策のメニューをそろえるが、すぐにやらなければならないものや、中長期的に考えるものなど、優先順位をつけることが重要だ。そのうえで、必要な財源については新しい発想のもとで考えていきたい」と述べました。