「日韓議員連盟」日本と韓国の議員が合同総会開催へ 3年ぶり

超党派の国会議員でつくる日韓議員連盟は、ソウルを訪れて韓国側の議員連盟と3年ぶりに合同総会を開催する予定で、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領との面会も調整するなど、両国の関係改善に向けた環境を整えたいとしています。

超党派の国会議員でつくる日韓議員連盟は、会長を務める自民党の額賀 元財務大臣や立憲民主党の中川 元文部科学大臣らおよそ20人が、11月2日から3日間の予定で、韓国のソウルを訪れ、韓国側の「韓日議員連盟」と合同総会を開くことにしています。

双方の議員連盟による合同総会は新型コロナの影響で見送られてきたため、3年ぶりの開催となります。

合同総会では、両国政府に対し、より緊密な意思疎通を図ることなどを求める共同声明がまとまる見通しとなっています。

また滞在中、日本側の議員連盟の幹部がユン・ソンニョル大統領との面会を調整しています。

ことしは両国の議員連盟が発足してから50年の節目となり、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題など懸案がある中、議員外交を通じて、両国の関係改善に向けた環境を整えたいとしています。