秋の臨時国会 10月3日召集の方針 物価高騰や旧統一教会関係論戦

秋の臨時国会について、政府は、10月3日に召集する方針を固め、与党側に伝えました。
先の内閣改造後、初めての国会となり、物価の高騰を受けた経済対策や旧統一教会と政治家との関係などをめぐって与野党の論戦が交わされる見通しです。

政府は、9月27日の安倍元総理大臣の「国葬」が終わったあと、今後の感染症危機に備える法改正などを図るため、速やかに臨時国会を召集したいとして、与党側と調整を進めていました。

その結果、10月3日に召集する方針を固め、16日、与党側に伝えました。

また、会期の幅については、物価の高騰などを受けた新たな総合経済対策を来月中にまとめるとしていることを踏まえ、その裏付けとなる今年度の第2次補正予算案の国会への提出時期などを見極めて、決める方針です。

一方、野党側は、旧統一教会と自民党との関係などについてただす必要があるとして、先月から、早期の召集を求めていて、先の内閣改造後、初めてとなる国会で、与野党の論戦が交わされる見通しです。