参議院選挙へ “七つ道具”を準備
愛知県選管

参議院選挙に向けて、愛知県選挙管理委員会は、選挙運動の際に使われる腕章や標札など、いわゆる選挙の「七つ道具」の準備を進める「選挙資材室」を県庁内に設けました。

夏の参議院選挙を前に6月8日、愛知県選挙管理委員会の職員が、県庁の講堂の入り口に「選挙資材室」と書かれた看板を取り付けました。

「選挙資材室」では、立候補を届け出た人が街頭演説で掲げる旗や、運動員がつける腕章、それに、選挙事務所にかける標札など、いわゆる選挙の「七つ道具」などの準備を担います。

職員たちは早速、腕章や標札にゴム印を使って番号をつけたり、点字の投票用紙を、配付先の市町村名が書かれた封筒に入れたりして選挙に向けた準備を進めていました。

参議院選挙は、今の通常国会の会期が延長されない場合、6月22日公示、7月10日投票の日程で実施される見通しです。

愛知県選挙管理委員会では、立候補に必要な書類などの事前の審査を9日と10日の2日間、受けつけることにしています。

県選挙管理委員会の福井武志課長補佐は「県民が選挙に快く参加してもらえるように資機材の準備も十分に注意を払った上で丁寧に進めていきたい」と話していました。