7月に行われる見通しの参議院選挙を前に、立候補者のポスターを貼る掲示板の設置作業が松山市で始まりました。

この夏の参議院選挙で、松山市選挙管理委員会は候補者の選挙運動用ポスターを貼る掲示板を市内の638か所に設置する予定です。

設置作業は6月6日から始まり、このうち、松山市役所第4別館前では、委託された業者が針金を使ってフェンスと支柱を固定し、掲示板を設置していました。

掲示板の大きさは、縦90センチ、横2メートル25センチで8人のポスターを貼ることができます。

また、掲示板の右下にはスマートフォンのカメラなどで読み込むことができる「ＱＲコード」が記され、コードを読み取ると市のホームページに掲載された選挙の仕組みや投票方法などを確認できるということです。

参議院選挙は今の通常国会の会期が延期されなければ、6月22日公示、7月10日投票の日程で行われる見通しです。

松山市選挙管理委員会事務局の小田克己次長は「参議院選挙は国政を担う代表を選ぶ大切な選挙です。公示後は、設置された掲示板を通して候補者の顔などさまざまな情報を確認できるのでぜひ活用してほしい」と話していました。