自民 参院選 全選挙区に公認候補 1人区の与野党対決は現在11

夏の参議院選挙をめぐり、自民党は山形選挙区への公認候補の擁立を決め、すべての選挙区での擁立作業を終えました。全国に32ある1人区で、野党側の候補者一本化は限定的で、与野党が対決する構図となる選挙区は、今のところ11にとどまっています。

参議院選挙の山形選挙区をめぐって、自民党執行部は、今年度予算に賛成した国民民主党の現職が立候補を予定していることも踏まえ、候補者の擁立を見送る方向で調整を進めてきましたが、地元の地方議員や参議院執行部からの反発を受けて、改めて候補者の調整を進めていました。

そして、自民党は、持ち回りの選挙対策本部会議を開いて新人の公認候補の擁立を正式に決め、全国すべての選挙区に候補者を擁立することになりました。

一方、選挙全体の勝敗を左右するとされ、全国に32ある定員が1人の「1人区」で、野党側は、前回、前々回の選挙では、すべてで候補者を一本化しましたが、今回、立憲民主党と共産党は、勝利の可能性が高い選挙区を優先して限定的に行う方針です。

このため、1人区のうち、与野党が対決する構図となる選挙区は、今のところ11にとどまっています。