北斗の拳「佐久市に来い」
観光宣伝車が完成

長野県佐久市出身の漫画原作者、武論尊さんが手がけた「北斗の拳」のキャラクターがデザインされたワゴン車が完成し、佐久市でお披露目式が開かれました。

佐久市の市民交流ひろばで開かれたワゴン車のお披露目式には、市内出身で漫画「北斗の拳」の原作者、武論尊さんのほか、市の関係者やファンなどおよそ100人が集まりました。

この中で、武論尊さんが「『北斗の拳』がきっかけになって、日本中に佐久市がPRできればいいと思っています」とあいさつし、テープカットをして完成を祝いました。

今回、完成したワゴン車は観光の宣伝を行う車両で、漫画の主人公で北斗神拳の伝承者、「ケンシロウ」と、「わが生涯に一片の悔いなし」の名ぜりふでファンの間で人気の高い「ラオウ」が「佐久市に来い」と呼びかけています。

ワゴン車を見た40代の男性は「北斗の拳が大好きなので、ラッピングを見てうれしい気持ちになりました。ケンシロウの顔に迫力があってかっこいいです」と話していました。

佐久市観光課の大日方洸さんは「インパクトがあるデザインなので、人の目につきやすいと思います。車両を見た人に佐久市に興味や関心を持ってもらいたいです」と話していました。