参議院山口選挙区 補欠選挙
3人が立候補

岸田内閣発足後初めての国政選挙となる参議院の静岡選挙区と山口選挙区の補欠選挙が7日告示されました。10月31日に投開票が行われる見通しとなっている衆議院選挙の前哨戦となります。

参院山口補選 3人が立候補届け出

一方、参議院山口選挙区の補欠選挙は、衆議院選挙に立候補する自民党の前議員の辞職に伴って行われます。

立候補したのは届け出順に、
▽自民党の前参議院議員で、公明党が推薦する北村経夫氏(66)。

▽共産党の新人で社民党山口県連合が支持する元山口県議会議員の河合喜代氏(61)。

▽「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の新人で、元ユーチューバーのへずまりゅう氏(30)。

以上の3人です。

比例代表の議員だった自民党の北村氏は公明党の推薦を受けています。

共産党の元県議会議員の河合氏を、社民党県連合が支持。

「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」のへずまりゅう氏は元ユーチューバーです。

今回の2つの補欠選挙は、岸田内閣発足後初めての国政選挙で、投開票は10月24日に行われます。

また、選挙期間中の今月19日には衆議院選挙が公示され、補欠選挙の1週間後の31日に投開票が行われる見通しとなっていて、その前哨戦として、新型コロナウイルス対策などをめぐって論戦が交わされます。

自民 比嘉奈津美氏が繰り上げ当選見通し

自民党の北村経夫参議院議員が、参議院山口選挙区の補欠選挙に立候補して自動失職したことに伴い、おととし行われた参議院選挙の比例代表の自民党の名簿から、元環境政務官の比嘉奈津美氏が繰り上げ当選する見通しです。
比嘉氏の繰り上げ当選は、近く中央選挙管理会が開く選挙会で正式に決定される見込みです。