衆院北海道2区補選
立民の松木謙公氏が当選

自民党が候補者擁立を見送った衆議院北海道2区の補欠選挙は、立憲民主党の元議員、松木謙公氏が5回目の当選を果たしました。

衆議院北海道2区の補欠選挙は、開票が終了しました。

▼松木謙公、立憲民主・元。当選。5万9664票。
▼鶴羽佳子、無所属・新。2万7355票。
▼山崎泉、維新・新。2万2459票。
▼長友隆典、無所属・新。1万5738票。
▼齊藤忠行、NHK受信料を支払わない方法を教える党・新。5630票。
▼小林悟、無所属・新。5552票。

衆議院北海道2区の補欠選挙は、立憲民主党の元議員で、共産党道委員会、国民民主党、社民党が推薦する松木氏が5回目の当選を果たしました。

松木氏は札幌市出身の62歳。
平成15年の衆議院選挙で初当選して以降、民主党政権では農林水産政務官などを務めました。

吉川貴盛元農林水産大臣の議員辞職に伴う今回の補欠選挙で自民党が候補者擁立を見送るなか、松木氏は、立憲民主党、共産党、国民民主党、社民党の統一候補として選挙戦を展開しました。

そして、政府の新型コロナ対策では不十分だとして、現金10万円の一律給付を追加で行うなど、対策の強化を訴えました。

その結果、立憲民主党に加え、支援を受けた野党各党の支持層を固めたほか、自民党の支持層や、無党派層からも一定の支持を集め5回目の当選を果たしました。

道選挙管理委員会によりますと、衆議院北海道2区の補欠選挙の投票率は、30.46%でした。

松木謙公氏は「幅広く応援をいただいた。国民のために北海道のために、北海道2区に住むみなさんのために、生活が1ミリでも向上するように頑張りたい」と述べました。