佐賀市HP マイナンバー
カード1年半閲覧できる状態

佐賀市のホームページで、マイナンバーカードや運転免許証などの個人情報が写った66人分の画像データがおよそ1年半もの間、外部から閲覧できる状態だったことがわかり、佐賀市は関係者へ謝罪するとともに、個人情報が悪用されていないか確認を急いでいます。

佐賀市によりますと、市のホームページから閲覧できるようになっていたのはマイナンバーカードのほか、運転免許証や住民票、源泉徴収票などが写った画像データ、66人分です。

特定のURLを入力すると、これらの個人情報の保管先につながるようになっていました。

市によりますと、アクセス件数は履歴が残ることし1月以降だけでも982回に上るということで、個人情報が漏えいした可能性があるとしています。

市は、行政手続きなどの一環で、画像データを市民などからホームページを介して送ってもらっていたということですが、ホームページを改修した際、業者がアクセスに制限をかけ忘れたことが原因だとしています。

佐賀市は関係者に謝罪するとともに、個人情報が悪用されていないか確認を急いでいます。

市は「多大なるご心配とご迷惑をおかけして申し訳ありません。情報の管理を徹底して再発防止に努めます」と話しています。