参院広島選挙区 自民候補者
地元出身30代官僚軸に調整

河井案里氏の当選無効に伴って、ことし4月に行われる見通しの参議院広島選挙区の再選挙の候補者について、自民党広島県連は地元出身で経済産業省に勤務する30代の男性官僚を軸に調整を進め、16日に決定することにしています。

公職選挙法違反の罪で有罪判決が確定した河井案里氏の当選無効に伴って、ことし4月に行われる見通しの参議院広島選挙区の再選挙をめぐって、自民党広島県連は候補者を擁立するため調整を進めています。

こうした中、県連会長の宮沢参議院議員らが14日に広島市内などで経済産業省課長補佐の西田英範氏(39)と会談し、再選挙に立候補するよう要請しました。

関係者によりますと、西田氏も立候補に前向きな意向を示したということで、県連は西田氏を軸に調整を進め、16日に幹部による会合を開いて候補者を正式に決定することにしています。

参議院広島選挙区の再選挙をめぐっては、野党側も候補者を擁立する方針です。