政府は持ち回り閣議で、更迭された田野瀬 文部科学副大臣の後任に、自民党の丹羽秀樹 元文部科学副大臣を充てる人事を決定しました。

丹羽氏は、衆議院愛知6区選出の当選5回で48歳。平成17年の衆議院選挙で初当選し、これまでに文部科学副大臣や衆議院厚生労働委員長などを務めてきました。

「信頼回復できるよう行動」

丹羽文部科学副大臣は、皇居での認証式を経て、総理大臣官邸での記念撮影を終えたあと、記者団に対し「国民の皆様の信頼を回復できるような行動をとり、コロナ対策で安心安全な生活を取り戻せるよう頑張りたい」と述べました。

また、田野瀬 前文部科学副大臣が更迭されたことについては「国民の皆さまが評価されることだが、私から見て非常に軽率だったと思う。しっかりと文部科学行政の信頼回復に向けて努めてまいりたい」と述べました。