山形県知事選 2人立候補
初の女性どうしの争いに

山形県知事選挙が7日告示され、これまでに現職と新人の合わせて2人が立候補し、12年ぶりの選挙戦となりました。知事選挙としては、全国ではじめて、女性どうしの争いになる見通しです。

山形県知事選挙にこれまでに立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属で、
▽新人で、自民党と公明党県本部が推薦する元山形県議会議員の大内理加氏(57)と、
▽4期目を目指す現職で、立憲民主党、共産党、国民民主党のそれぞれの県組織が自主的に支援する吉村美栄子氏(69)の2人です。

2人は届け出を済ませたあと、山形市内で第一声を上げました。

大内候補は、「12年間選挙がなかったことは、山形の現状を知らせる機会がなかったということだ。県と市町村が一体となって国と連携し、県政の流れを変えなくてはならない」と訴えました。

吉村候補は「新型コロナ克服と経済再生が今の県政の最大の課題だ。県民と一丸となって難局を乗り越え、真の喜びと幸せを実感できる山形を作っていく」と訴えました。

今回の知事選挙は、吉村氏が初当選した2009年以来、12年ぶりの選挙戦で、全国で初めて女性どうしの争いになる見通しです。

立候補の受け付けは、午後5時まで県庁で行われ、一部の地域をのぞき今月24日に投票が行われて即日開票されます。