宮腰元大臣 地元で
30人参加の懇親会に出席

自民党の宮腰光寛 元沖縄・北方担当大臣が25日夜、富山市内でおよそ30人が参加する飲食を伴う懇親会に出席していたことが分かりました。宮腰氏は会場で転倒して救急車で病院に搬送されたということで「懇親会への参加を自粛しなかったことは自分自身の認識が甘かったと深く反省しています」とするコメントを発表しました。

衆議院富山2区選出の宮腰 元沖縄・北方担当大臣の事務所によりますと、宮腰氏は25日夜、富山市内のホテルで開かれた漁業関係者との懇親会に関係者として出席しました。

およそ30人が参加する飲食を伴う懇親会で、宮腰氏も酒を飲んだということです。また、宮腰氏は会場で転倒して顔にけがをし、救急車で病院に搬送されたということです。けがの程度は軽いということです。

政府は新型コロナウイルス対策で大人数での会食を控えるよう呼びかけていて、富山県も25日「富山アラート」を出し、会食は少ない人数で行うことなどを求めていました。

宮腰氏は、事務所を通じてコメントを発表し「厳しいコロナ禍において国民の皆様に会食や会合を控えていただくようお願いしているにもかかわらず、懇親会への参加を自粛しなかったことは自分自身の認識が甘かったと深く反省しています。国民や県民の皆様に深くおわび申し上げます」としています。