菅内閣は、皇居での総理大臣の親任式と閣僚の認証式を経て、正式に発足しました。

衆参両院の本会議で、第99代の総理大臣に選出された菅総理大臣は、総理大臣官邸で公明党の山口代表と党首会談を行ったうえで、閣僚人事を行い、加藤官房長官が閣僚名簿を発表しました。

発表などによりますと、
▼副総理兼財務大臣に麻生太郎氏。金融担当大臣も兼務します。

▼総務大臣に武田良太氏。

▼法務大臣に上川陽子氏。

▼外務大臣に茂木敏充氏。

▼文部科学大臣に萩生田光一氏。

▼厚生労働大臣に田村憲久氏。

▼農林水産大臣に参議院議員の野上浩太郎氏。

▼経済産業大臣に梶山弘志氏。

▼国土交通大臣に公明党の赤羽一嘉氏。

▼環境大臣に小泉進次郎氏。

▼防衛大臣に岸信夫氏。

▼官房長官に加藤勝信氏。
沖縄基地負担軽減担当大臣と拉致問題担当大臣を兼務します。

▼復興大臣に平沢勝栄氏。

▼国家公安委員長に小此木八郎氏。防災担当大臣を兼務します。

▼行政改革担当大臣に河野太郎氏。
沖縄・北方担当大臣と規制改革担当大臣も兼務します。

▼一億総活躍担当大臣に坂本哲志氏。
地方創生担当大臣を兼務します。

▼経済再生担当大臣に西村康稔氏。
新型コロナウイルス対策も引き続き担当します。

▼デジタル改革担当大臣に平井卓也氏。

▼オリンピック・パラリンピック担当大臣に参議院議員の橋本聖子氏。
女性活躍担当大臣を兼務します。

▼新設された2025年の大阪・関西万博の担当大臣に井上信治氏。
消費者担当大臣と科学技術担当大臣も兼務します。

さらに、
▼衆議院の官房副長官に坂井学氏が新たに起用されるほか、
▼参議院の官房副長官の岡田直樹氏と、
▼事務の官房副長官の杉田和博氏は再任されます。

また、
▼内閣法制局長官は、近藤正春氏が再任されます。

菅内閣は皇居での総理大臣の親任式と閣僚の認証式を経て、さきほど正式に発足しました。

菅総理大臣は、16日午後9時から記者会見を行い、今後の政権運営の基本方針や閣僚人事のねらいなどを説明することにしています。