民民主党 解党を届け出

合流新党の「立憲民主党」の結党に向けて、国民民主党は11日、党を解党することを決め、国に届け出ました。

立憲民主党と国民民主党などの合流新党は、10日の代表選挙で枝野新代表を選出するとともに、党名を「立憲民主党」に決めました。

合流新党の「立憲民主党」の結党大会は来週15日に開かれる予定で、これに向けて、国民民主党は11日、東京都内のホテルで党大会を開いて、党を解党することを決め、国に届け出ました。

解党に際しては、事前に決定された方針に沿って、合流新党に参加する議員と、参加しない議員との間で党を分ける「分党」が行われました。

合流に参加する議員は、新しい「立憲民主党」の結党大会に向けた準備を進める一方、参加しない玉木代表や前原元外務大臣など14人の議員は近く、国民民主党の理念や政策を引き継ぐ別の新党の結党を、国に届け出る予定です。

国民民主党の活動資金は、合流新党に参加する議員と別の新党に参加する議員のそれぞれの人数などに応じて配分されます。

党の解党にあたって、玉木代表は「これまでの歩みを誇りに思っている。積み重ねた英知と足跡をそれぞれの道で新しい舞台を作り上げることにつなげていってほしい」と述べました。