雨被災者 運転免許証の
有効期間 最長5か月余延長

九州などの豪雨で被害を受けた人について、運転免許証の有効期間を、最長で5か月余り延長する措置が取られることになりました。

政府は今回の一連の豪雨災害について、九州を中心に広い範囲で甚大な被害が出ていることから、「特定非常災害」に指定することを決めました。

被害が大きかったところでは、運転免許の更新ができないおそれがあるため、今月7月3日以降に免許の期限を迎える人について、有効期間をことし12月28日まで延長する措置が取られることになりました。

対象となるのは、災害救助法が適用された地域で、現時点では熊本県と鹿児島県、福岡県、大分県、長野県、それに岐阜県の合わせて6県の61市町村となっています。

このほかにも犯罪被害者に支払われる給付金の申請期間や、猟銃所持の許可の有効期間なども延長されることになりました。

警察庁は、手続きについて詳しいことは近くの警察署などに問い合わせてほしいとしています。